![]()
![]()
37.寝たきり老人
【原因】脳出血、脳梗塞のために安静に臥床している期間が長すぎ、寝たきり状態になってしまう方がよくあります。 老人が脚の骨を折り、3か月も臥床していると筋力が弱り、立てなくなる場合も同じです。 長い期間寝かせきりにいたしますと、老人性痴呆も進み、ますます起きられなくなり、本当に寝たきりのボケ老人になってしまいます。
【在宅介護支援センター】対象者がおられる御家庭では是非近くの役場、保健所、特別養護老人ホーム、老人保険施設のいずれかを訪ね、相談してみてください。病状に合わせていろいろな助言をいただけます。 これら各施設内の在宅介護支援センターで介護方法や介護用具貸し出しについて、また介護保険利用法などについて教えていただけます。
【早く在宅生活に】発作が起こった直後は病院での治療が必要ですが、1か月を過ぎればリハビリを始めなければなりません。立派な病院(建物や設備ではなく、上手に自立させる病院)もありますが、一般的に言えば、病院に入院していると必要以上に安静を命じられることが多いようです。その点、老人保険施設の方が目的に叶っています。 施設内のリハビリは、手足のマッサージ、電気治療、歩行訓練の他に、ラジオ体操、風船バレー、カラオケなどの集団リハビリ、朝の洗面、更衣、食事、排泄、入浴など、日常生活をできるだけ自分でやっていただく生活リハビリをいたします。 在宅ケアに移られてからも、施設に1日だけ通うデイケアや短期間入所するショートステイを利用されるのも良いでしょう。
【介助と自立】車椅子でゆっくりゆっくりと自分で移動されている御老人を見ると、後ろから押してあげたくなりますが、御老人の自立を願うならば、できるだけ側で見守り、手をかさない方が良いのです。当然、時間はかかりますし、危険な状態になることもあるかも知れません。側で注意し、いざという時のみ援助の手を差し伸べるようにします。 食事の介助、排泄の介助、入浴の介助、更衣の介助とすべてに当てはまることです。こちらがさっさとしてあげた方が早く終わりますが、じっと側で見守り、励ましの言葉をかけ、一人で完成されたとき共に喜ぶのが真に良い介護なのです。
【自宅でも規則正しい生活】朝起きれば、洗面し、髪をとき、昼着に着替え、食事は食堂で、昼間はなるべく目を覚まし、読書、書き物、手芸、体操、散歩、家族団らん、などに努力しましょう。 家族が面倒がっておむつを当て寝かせきりにしますと、本当に寝たきりになってしまいます。 定期的に病院に通うとか、かかりつけ医の往診をお願いするとかして、再発防止に努めてください。
![]()